すみれ咲いたら

  野に山に可憐に咲くすみれを追いかけています   *すみれ咲いたら 野に出よう 山を歩こう*

2017-10

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秋田駒ヶ岳で(5)

もうひとつ黄色いすみれが咲いていました。オオバキスミレです。
名前の通り丸みのある大きな葉、上に乗っている花も丸っこくて、黄色い仲間の中ではとりわけ優しく柔らかい印象のすみれです。雪国の特産で、雪が解けたところから順に咲いていくのですが、今年は4月の末に新潟で最初の開花株に会い、今は6月の終わり。以前7月末の北アルプスでも残花を見ているので、実に花期が長いすみれであることがわかります。

オオバキスミレ
 
秋田駒ヶ岳と前日の八幡平は、オオバキスミレの観察地としてはこれまでで最も緯度の高いところになったわけですが、とにかく今回のメインはタカネスミレ。正直なところ、オオバキスミレはもしかしたら会えるかな、くらいにしか捉えていませんでした。が、考えてみればここは標高はさほどでもないけれど、植生は3千メートル級に匹敵する場所です。そうか、初めての亜高山帯のオオバキスミレというわけなんですね。

2
オヤ、今までの数回の出会いと比べると、表情がちょっと違うぞ。
‘しなやかな葉’の印象をくつがえすいかにも頑丈そうな葉。

斜面の群生
(クリックで拡大)
駒池から男岳分岐へと向かう登山道脇にへばりついて咲く一群。
荒れれば強風と雨が吹きつける悪条件の急斜面だ。

葉に注目
葉の厚みと光沢といい、葉脈がくっきりとへこむことといい、ナエバキスミレに近い草姿です。葉の付け根がかなり赤くなっていることも気になる。調べてみると、陽に当たれば当たるほどこの部分や茎が赤みを帯びるらしい。なるほど、ここには陽を遮るものは何も無い。形態の変化は、地域差というより環境の差によるものらしい。

新潟のオオバキスミレ
(クリックで拡大)
この春新潟の里山で出会ったオオバキスミレ。
葉の違いが明らか。これが典型的なものだと思いますが。
低山では林間の薄日しかささないような場所に咲く。

3
ここは遅くまで雪が残っていた地帯。
蕾みもまだ若い。

花アップ
標高が少し下がって、新道コースで。かわいい表情の花を見つけました。
左:普通唇弁が他の花弁より小さいことが特徴だが、これは唇弁がぷっくりと大きい。
右:花の中心部がオレンジ色になっています。

7
(クリックで拡大)
この角度で見るオオバキスミレが私好み。やさしい雰囲気が感じられる。
やはりここでも茎が赤っぽい。

9
森林限界より下部では、樹木の元に咲く株の葉は、葉脈のへこみも顕著ではなく光沢も無い。でも、果実が付いている花茎は赤い。

8
(クリックで拡大)
新道コースでは、この程度の群落があちこちにありました。
群落で見るほうがこのすみれらしい気がします。
  
 
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