すみれ咲いたら

  野に山に可憐に咲くすみれを追いかけています   *すみれ咲いたら 野に出よう 山を歩こう*

2017-04

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八幡平で(4)

アオモリトドマツの森を通る木道を離れて、山道らしい急坂をほんの数分登ると源太森のピークに到着。360度の展望が広がりました。標高1595mと、八幡平頂上より18m低いのですが、こちらのほうがよっぽどピークらしいピークです。晴れたり曇ったりと、めまぐるしく変化する天候でしたが、いちばんいいところで青空が広がってくれました。

源太森のピーク
方位盤のちょうど真上に岩木山が見えていたのですが、カメラの眼ではダメですねぇ。

源太森から
(クリックで拡大)
台地状に広がる八幡平。歩いてきたルートが見渡せます。

源太森から
(クリックで拡大)
ピークから北方面。
八甲田の山々が、ちょうど左手の立木に重なってしまったようで残念~

源太森から
(クリックで拡大)
北東~東方面。
右のピークは茶臼岳。時間があればあっちから歩いてみたかった。
ダケカンバの新緑、美し。

源太森から秋田駒ヶ岳
(クリックで拡大)
明日登る秋田駒ヶ岳が大きくくっきり見える。
あそこでタカネスミレが待っているんだ!

マイヅルソウ
舞鶴草 ユリ科マイヅルソウ属
ピークから下りる階段状の道に咲いていました。
そういえば、マイヅルソウを見たのはここだけ。

ミツバオウレン
三葉黄蓮 キンポウゲ科オウレン属
そばに蕾みが。花びらに見えるところは萼ですが、裏がこんな色になってる。新発見。

ヒナザクラの蕾み
ヒナザクラの蕾みです、かわいい。(クリックで拡大)
裸地化対策のためか、木道の横は藁のマットが敷かれていたところがありました。

イワカガミの蕾み
岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
イワカガミの蕾みですよね?

クロウスゴ
黒臼子 ツツジ科スノキ属
名の由来は、果実の色や形からきたものです。
黒紫色に熟した果実、先端が花冠の跡が浅く窪んで臼のように見えるため。

ミズバショウと池とう
(クリックで拡大)
水面に映る人の影はみな雨具をつけているのです。
いかに寒かったか、わかっていただけるかな~

ヒナザクラ
ヒナザクラを上から。
サクラソウの花の付き方、特徴がよくわかりますね。

湿原
まだ茶色の湿原。この付近は特に春が遅いようだ。

ショウジョウバカマと湿原
湿原独り占め(クリックで拡大)

ニッコウキスゲの芽
日光黄菅 別名ゼンテイカ ユリ科キスゲ属(クリックで拡大)
ニッコウキスゲの芽です。たぶんそうだろうな~と思ったのですが、
そろそろやって来るはずのガイドさんを待ち伏せして確かめました。

ヒメシャクナゲ
姫石楠花 ツツジ科ヒメシャクナゲ属
いくつかやっと蕾みを付けていました。
シャクナゲといっても、花はクロウスゴのように壺型です。

ミズバショウと湿原
水芭蕉と湿原(クリックで拡大)
周りはイワイチョウの葉とショウジョウバカマとヒナザクラ。

八幡沼
(クリックで拡大)
ここがいちばん八幡沼に近づいた地点。
さきほど対岸の雪田を横切って小屋の裏手の湿原へと向かいました。
結局、沼を3/4周したことになるのかな。

ズダヤクシュ
喘息薬種 ユキノシタ科ズダヤクシュ属
喘息の薬として重宝されたんでしょうか?
地味な花ですが、じっくり見ると面白い作りです。

ムシカリとアカガネカミキリ
ムシカリ スイカズラ科ガマズミ属
ムシカリに止まっているのはアカガネカミキリというカミキリムシだそうです。虫林さんの解説をそのまま引用させていただきます。
『この虫は日本全土に分布しますが、生息地は標高の比較的高いところで山の中でも上の方に生息します。このカミキリは翅を持っていますが、羽は癒着しており飛ぶ事ができません。また、花に来るカミキリではなく、したがってこのカミキリムシに会うのはなかなか困難なのです。でも、11月頃にミネカエデの葉をたたくと落ちてくることがあり、昔は私がカミキリムシ屋だったころ、この虫を見たくて秋に山に登った事を思い出します。花の上にいたのは単なる偶然でしょう。驚きました。』

見返り峠へ
なかなかいい雰囲気でしょう?
少し登っていきます。

ノウゴウイチゴ
能郷苺 バラ科オランダイチゴ属
図鑑では「すこし小粒だが味は本物のイチゴと遜色ない」ですって。
う~む、次回は実が熟すときにお会いしたい。

シラネアオイ
シラネアオイ、ここではお花が開いていました。
この薄紫がかった桃色は独特の美しさがありますね。地味派手って感じ。

見返り峠から
(クリックで拡大)
見返り峠までくると、山頂レストハウスの一帯が見渡せました。
盛岡、田沢湖、十和田へ、三方向へ向かうバスの拠点です。
残雪と新緑が美しいでしょう?

アカミノイヌツゲ
赤実の犬黄楊 モチノキ科モチノキ属
赤い実が目を惹きます。葉は常緑。
よく見ると葉の半分だけ鋸歯があるんですよ。

マルバシモツケ
丸葉下野 バラ科シモツケ属
ここでも、翌日の秋田駒でも開花したのは見れませんでした・・・。

アオモリトドマツ
青森椴松 別名オオシラビソ マツ科モミ属
花ばかりでなく樹木の勉強もしなければ (汗

アカモノ
赤物 別名イワハゼ ツツジ科シラタマノキ属
翌日の秋田駒ではたくさん咲いていたのに、八幡平ではまだまだこれから。

ノビネチドリ
延根千鳥 ラン科テガタチドリ属
ぱっと見はハクサンチドリに似ていますが、花が小さいこと、葉のふちがびらびらと波打つことが大きな違い。

花のアップ
花のアップです。
これを見て‘すみれのツリー’と言った人がいましたね(笑)

オオバタネツケバナ
大葉種付花 アブラナ科タネツケバナ属
どこでも見かける地味な花です。
アブラナ科は苦手なので、勉強のため敢えて撮るようにしております。


梅雨のさなか、幸運にも晴れてくれた八幡平。岩手山をはじめとする北東北の山々の大展望、アオモリトドマツの原生林、残雪の湖沼と湿原、すみれと咲き始めの高山植物などなど、たった3時間の周遊にもかかわらず八幡平の雄大な景観とエッセンスを満喫することができました。やっぱり歩いてみてこその素晴らしさ。次回は茶臼岳から黒谷地湿原をぜひ訪れてみたいです。それからゆっくり温泉も、ですね。

八幡平 またいつか
車窓から振り返って。沿道はアキタブキ。

3時発のバスは、蒸ノ湯、後生掛温泉、玉川温泉、新玉川温泉、新鳩ノ湯を経由しながら快晴の田沢湖へと下っていきました。
これでやっと秋田駒の報告へと繋がりました、は~~。
 
                                     (2006.6.29撮影)

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